「先祖」というキーワードをもとに
このコラムを書かせていただいているが
「先祖」と聞いて
みなさんは何を思うだろうか?
あまりに深く、永遠の議題とも思えるこの課題を前に
私は、幾度となく考え改め、書き進めている
歴史はもとより、民族学、宗教学、風俗など
さまざまな側面から、「人」を見なければ
この「先祖」を追及することはできないのであろう
さまざまな文献を読み進めていくうちに
人は、この100年以内の間に
とても重要なことを歴史の中に置き忘れているのではないか?
と、思うようになってきた
この長い人類の歴史の中で、100年はほんの一瞬であろう
その一瞬に、人類が長年培ってきたものを忘れてきた…
それは、「勘」なのではないか?とも思えてきた
人は、長年かけて、自然、そして宇宙と共存すべく手段を知り
それを、また長い時間をかけて子孫に継承していった
その歴史が、薄れてきている実感はないだろうか?
人は、人から生まれて繋がっていることを
心で感じているだろうか?
自分の、親、祖父母まではイメージできるだろうが
その何代も先の先祖に対して想いをはせ
自分がここに存在していることに感謝をし
そして、生きる知恵を子孫に継承すべく
先祖から学ぶ努力をしているだろうか?
先祖が大事にしてきた、自然と折り合うための「勘」をバカにして、知ろうとはしてないのではないか?
そして、現代に生きる私達は
先祖の教えを取り入れることをしないで
不要に苦しみ、間違いを犯していたりはしないだろうか?
あなたの悩みや苦しみを解くカギは
もしかしたら、先祖が知っているのかもしれない
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